【三笠市】三笠鉄道記念館(No.048)

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 色々と更新のペースが遅くなっている為、施設の情報とか施設の概要のみご案内している場合があります。詳しくはお知らせをご覧下さい。

1F・展示室4

 ここからは鉄道を運行する上で欠かせない、所謂「裏方」の展示です。
 ただ思うのですが、表裏一体と言う言葉もある様にどちらか一方が大事と言う訳ではなくどちらも大事だと思うんですよね。なので脇役ではなくてこちらも主役だと思うんです。

 レールや枕木を含めた線路のメンテナンス、除雪作業や事故・災害の復旧作業等も含めて「保線」と呼ぶらしいです。新幹線では「ドクターイエロー」がその仕事の一部をしている事で有名ですよね。

 こちらは車両本体の保守のコーナーです。比較的に軽微なメンテナンスや補修等は「機関区」と呼ばれる場所で行われ、定期検査や大きな補修は工場で行われるそうです。
 機関区は更に、客車が集められる場所を「客車区」、その他の車両は「運転区」と分けられているとの事です。

 最初の方にも191ヶ所とか膨大な数の橋が架けられた展示がありましたが、北海道のみならず日本の大半は山林な為、橋やトンネルは欠かせないですよね。特に青函トンネルは日本一の長さで、世界では2番目なんですって。
 北海道側の青函トンネルの出入り口に当たる福島町には「青函トンネル記念館」があり、こちらは何回か行った事がありますが機会があれば青森側の記念館にも行ってみたいですね。

 トンネルの掘削工法も進化し続けており、手掘りだったものがシールドマシンと呼ばれる超巨大なドリルで掘削され、イギリスとフランスを隔てるドーバー海峡をトンネルで繋いだ際にも日本のメーカーのシールドマシンが活躍したんですって。
 映画の「黒部の太陽」ではトンネル工事がメインとなっていますので、それっぽいトンネル工事をご覧になりたい方は是非。余談ながら、北海道小樽市にあった「石原裕次郎記念館」では、この黒部の太陽のセットの一部があったんですよね。閉館する前に改めて行っておけば良かった・・・。

「いつまでも あると思うな 資料館(中の人)」

 所謂テールランプ(テールライト)ですね。やっぱり現在ではLEDなんですかね。

 信号機のコーナーです。日本で始めて鉄道が開通した明治5年(1872年)には、イギリスから輸入した「腕木式信号機」と呼ばれた信号機も据え付けられたそうです。

 スイッチでそれぞれ光ります。
 「中継信号機」とは、メインの信号機を目視し難い見通しの悪い箇所に設置され、メイン信号機と連動して動作するそうです。自動車用道路でも見掛ける事がありますよね。因みに、ライトの点灯する位置でそれぞれ異なるそうで「|」の場合は進行で「/」の場合は注意で「-」の場合は停止との事でした。
 「特殊信号発光機」とは異常事態が発生した際に使用されるもので、スイッチを見てご理解頂ける様に全点灯します。

 「出発信号機」とはそのままの意味で、停車している列車に対してGOサインを出す信号機です。

 写真で確認する限りはディーゼル車のDE10形に見えますが、押すと動く系のギミックなのでそんな事を考察している場合ではないのです。

 (´·ω·`)

 踏切も信号の一種ですからね、きちんと守らないとならんですよ。

 「信号かんこ(喚呼)標」の声を出して確認せよとの事ですが、現場猫みたいに「ヨシ!」とか言うアレですかね。「青は急いで渡れ、黄色は注意して渡れ、赤は特に注意して渡れ!ヨシ!(よくない)」

 ラッセル式雪かき車のジオラマです。押すと動く・・・!

 こう言う補助車両が好物です。本車両は昭和25年(1950年)に製造されて、途中で改造されながら昭和58年(1983年)まで北海道で運用されていたそうです。

 おや、またレールが。因みに、日本に鉄道が導入された明治5年(1872年)から海外製のレールを使用していましたが、国産のレールは八幡製鉄所が明治34年(1901年)に生産を始めるまで待たないとならなかったそうです。
 やっぱり長さを揃えた方が見栄えが良いのでは・・・。

 線路が分岐する場所を「ポイント」と呼びますが、それを人にお知らせするのは信号機です。つまり、信号機が「右だよ!」と表示してあったらポイントも「右」に分岐する様にしなければならないんですけど、人間の行う事なのでミスも発生します。でもテヘペロでは済まない事態になりますので、それを防ぐ為には信号機とポイントを必ず一致させる必要があり、それを「連動」と呼ぶそうです。そうか、信号機とポイントが連動して動くからなんですね・・・。
 で、その操作を行う為の操作棒を一ヶ所に集めたのがこの「連動装置」と呼ぶらしいです。流石に現在では手動ではなく機械化されているらしいですけど、廃線になった駅舎とかで見掛ける事がありますね。

 日本で始めて鉄道が開通した新橋⇔横浜ですが、その際に土地の確保が諸事情で大変だったそうです。苦肉の策で海の上に石垣を作り、そこにレールを敷設したそうです。そうなると・・・④土地の買収の仕組み!
正解は?

 NゲージとHOゲージと言う事か・・・納得(恐らく違う)。

ようやく2Fの登場だよ!

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