【三笠市】三笠鉄道記念館(No.048)

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 色々と更新のペースが遅くなっている為、施設の情報とか施設の概要のみご案内している場合があります。詳しくはお知らせをご覧下さい。

2F・展示室

 展示が満載だった1Fをようやく終えて、ここから2Fの展示です。ジオラマ、シアター、鉄道に関する科学、プラレール等々があります。
 1Fとは異なりスペースを広く取っている為、展示点数はそんなに多くないです。

 本当かよ (;゚д゚)ゴクリ

鉄道の科学

 通常、自動車とかでは直線からコーナーに減速せずに突っ込んで同じ速度で(又は速度の低下を極力抑えて)抜け様とするとドリフトに頼らざるを得ないのですが、列車は現実で複線ドリフトを行うとニュースになってしまいますので、カーブの手前で減速する必要があります。これは車体に遠心力が発生する為で、どうにもならないのです。
 しかし、その遠心力を極力無効化して極力減速せずに車体を傾けてカーブを曲がる方法が開発され、それを一般的に「振り子式」と呼びます。所謂「振り子式特急」として話題に上ったアレです。これのお陰でカーブの時でも安心して便座に座っていられる様になりましたね。
 これはその「振り子式」の説明で、ボタンを押すと台座が回転し始めて模型に遠心力が働く様になっていますが、振り子式の模型は掛かる遠心力に応じて車両が外側に傾かない様に自動で調整していました。凄いね!

 これは「スイッチバック」と呼ばれるシステムの展示です。
 高低差のある場所に列車を通す場合には、
  ①遥か手前から徐々に緩やかな角度を付けて上り下りさせる
  ②短い距離をやばい速度で一気に上り下りさせる
  ③パナマ運河みたいに水を利用したエレベーターで上下させる
 とかの方法しかありませんが、①は線路が冗長になって費用が掛かってしまい、②と③は冗談じゃないので、ジオラマみたいにZにして折り返す方法が採られました。つまり、Ⓐから進入してⒷで停車し運転席を入れ替えてⒸで停車し再び運転席を入れ替えてⒹまで進みます。これによって線路が短くて済み、諸経費を抑えられます。
 勿論、長所もあれば短所もあり、折り返しの為の線路部分よりも長い列車は使用出来ませんし、折り返しの為の時間が余分に掛かります。どちらが良いのかは一概には言えませんが、現在では余り必要性が無くなっているそうです。
 ※参考動画(中の人はもう、こう言う動画を貼り付けずには生きていけない病気なんです)

 結界が張られており立ち入りが出来ませんでした。
 因みにこのコーナーでは、列車の衝突を防ぐ為には一定距離を保つ必要がありますので(急停止が出来ないので列車が安全に止まれる距離が必要になる)、一定の区間内には必ず1つの車両しか入れない(複数の列車が入れない)様にするシステムである「閉塞」についての展示でした。
 もしかしてこのチェーンは一定区間に入れない様にする為の閉塞かな?

新幹線コーナー

 関係者では無いのでアレなんですけど、本当に北海道に新幹線が必要なのか・・・。函館駅に停車出来ないから車で30分も離れた北斗市に新駅を作るとか、小樽駅に停車出来ないから車で10分も離れた場所に新駅を作るとか、利便性が皆無だと思うんですよね。
 現状では赤字らしいですが、そりゃ観光地でもない北斗市に用事なんか無いですからね。そこから函館まで移動する位なら、最初から飛行機を利用すると思うんです。札幌まで開通(2030年予定)したら話は変わるんでしょうけど、東京と北斗市で4時間・・・更に最低でも+1時間は掛かるでしょうから、結局は飛行機の方が便利なんじゃないですかね。価格面でも飛行機と大差が無いのであれば尚の事。新幹線を利用する何らかのメリットがあるのか、中の人には判りません。

 歴代の新幹線が展示されていました。売店でも一部が販売されているそうですが、やっぱり新幹線と言えば0系ですよね。

 関連グッズも展示されていました。
 因みにやきそば弁当(https://www.maruchan.co.jp/cupyakisoba/detail03.html)とは、マルちゃんでお馴染みの東洋水産から販売されている、北海道限定のカップ焼きそばです。季節限定とか含めたらかなりのラインナップですので、北海道のお土産として是非。ノーマルのやきそば弁当の2倍サイズの「でっかいやきそば弁当」か「ちょい辛」がお勧めです。

ミニシアター

 幌内線に特化したミニシアターです。ミニとは言っても「1.さらば栄光の幌内線(17分)」「2.幌内線のあゆみ(24分)」「3.在りし日の幌内線(7分)」「4.幌内線 最後の日(8分)」と、ほぼ1時間も掛かる内容でお送りされています。ところで1と4、2と3はそれぞれ統合出来るんじゃないですかね・・・。

謎展示

 リニアモーターカーの仕組みが展示されているので、後ろの車両で体験出来るのかしら?

 ありのまま今、起こった事を話すぜ・・・リニアモーターカーの展示だと思ったらいつの間にかSLの運転体験講習室だった。何を言っているのかわからねーと思うが(略

鉄道★大パノラマ

 2Fの1/3のスペースを使用した巨大ジオラマです。圧巻。

 反対側から。Nゲージとかには興味は無いんですけど、それでもこれはワクワクするサイズですよ。

 この「鉄道★大パノラマ」は有料ですが、実際に4種類の列車を走らせる事が出来ます。

 ジオラマの四隅にある、この重厚なゲートを潜ると・・・。

 マスコン(マスター・コントローラー)がある・・・やべぇ・・・これはやべぇ・・・。

 新幹線も運ばれています。でも、通常は下道じゃないの?

 あっ・・・。

プラレール

 休憩室とプラレールコーナーがセットになっています。広々としているのは良いのですが、せめてベンチは列車のシートを再利用する拘りを見せて頂きたかった・・・!

 随所に関連性が薄いフィギュアがありますが、かなり大掛かりなんじゃないですかね。因みに、このプラレールは土・日・祝祭日のみの運行となっているそうです。そりゃ平日に運行しても営業係数が悪くなりますもんね。
 あとここだけの話ですが、実は中の人はプラレールで遊んだ記憶が無いんですよね。プラレールではなくレゴでもない、生粋のダイヤブロック派です。その後、順調にゾイドへと移行して現在に至ります。

「三笠市・三笠鉄道記念館」のまとめ

  • 鉄道しかない。
  • 三笠市立博物館との共通入館券がお得。
  • 今回は3回に分けてお送りした方が良かったかもね。

 ぽっぽレンジャー・・・。レッドのパンチで石炭を砕いて使い易いサイズにする。まぁ解る。ブルーとイエローは・・・何か役に立つのか・・・。

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