【釧路市】旧太平洋炭礦炭鉱展示館(No.018)

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 色々と更新のペースが遅くなっている為、施設の情報とか施設の概要のみご案内している場合があります。詳しくはお知らせをご覧下さい。

 博物館とか資料館とか記念館とか巡りが大好きな中の人がお送りする、地元北海道内の博物館とか行ったメモ。
 第十八回目は「釧路(くしろ)市旧太平洋炭礦炭鉱展示館」です。

施設情報

施設名:釧路市旧太平洋炭礦炭鉱展示館
場所:〒085-0805 北海道釧路市桜ケ岡3-1-16
URL:https://www.city.kushiro.lg.jp/sangyou/sanshien/1006425/1006427.html
休館日:水曜日
開館時間:10:00~16:00
料金:300円

施設概略

 施設の場所は見晴らしの良い丘の上にポツンとあり、一見すると小さいイメージです。
  • 1Fは太平洋炭鉱についての展示です。
  • BFは採炭に使用する実機が展示されています。
  • 駐車場は「青雲台体育館」の駐車場と共用です。

 資料館の外には「コンティニアスマイナー」と呼ばれる昭和41年に導入された坑道掘進機がどーんと展示されています。そして現在も使われているんですって。
 あ、釧路ではまだ石炭を採掘してますよ! 釧路コールマイン株式会社(http://www.k-coal.co.jp/)が鋭意採掘中です。余談ながら、露天掘りではなく坑内採掘をしているのは国内でも釧路だけとの事。

玄関

 ドアを開けてすぐに石炭の塊が。1トンが概ね95ドルで取り引きされているらしいので、6トンで概ね6万円・・・。こんなに大きくても6万円・・・。まぁ、資料的価値で換算したらそれ以上なんですけど。

1F・展示ホール

 建物は八角形になっており、生成の歴史から始まって現代に至るまでを豊富なパネルや展示物(ジオラマとか模型も)で説明されています。

 色々とギュッと詰まっているよー、と書いてあります。

 施設中央の柱部分です。柱部分には縮尺された海底の地層が実物を利用して展示されています。この裏側には、こちらはフルスケールの炭層の剥ぎ取り標本が展示されていました。

 万が一の時の救護隊員の方々の装備一式です。出番の無い事を祈るのみ・・・。

 パネルは概ね太平洋炭礦の概要になり、展示品は様々な種類の石炭と、現場で使用されていたアイテムで構成されています。又、上側には並行して、太平洋炭礦の手掘りから機械化に至るまでの採掘方法の歴史も。

選炭

 現在も普通に稼動している選炭工場の、石炭がお手元に届くまでの流れと工場の模型です。因みに「選炭」とは、ただ掘り出しただけでは不純物が混ざっていたりしますので、それらを丁寧に処理します。昔は手作業で選炭していた工場もあるらしいです。勿論、手前のボタンを押すと色々と光ります。

 この資料館から目と鼻の先にある選炭工場の全景です。これをGoogleMapの3Dで見ると・・・。

 殆ど同じ!(テッテレー)

 この設備は石炭を選別する装置で、左右で選別方法が異なります。

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