【上士幌町】ひがし大雪自然館(No.035)

※このページは約7分で読めるかも知れません。

 色々と更新のペースが遅くなっている為、施設の情報とか施設の概要のみご案内している場合があります。詳しくはお知らせをご覧下さい。

 博物館とか資料館とか記念館とか巡りが大好きな中の人がお送りする、地元北海道内の博物館とか行ったメモ。
 第三十五回目は「上士幌(かみしほろ)町ひがし大雪自然館」です。

施設情報

施設名:上士幌町ひがし大雪自然館
場所:〒080-1403 北海道河東郡上士幌町字ぬかびら源泉郷48−2
URL:http://www.ht-shizenkan.com/
休館日:水曜日
開館時間:9:00~17:00
料金:無料

施設概略

 この施設はちょっと変わっておりまして、ビジターセンターと資料館が一体になっています。一粒で二度美味しいのです。そして、すぐ近くには上士幌町鉄道資料館がありますので、こちらとセットで見学すると良いでしょう。
 主な建物はL字と言いますか変形T字になっており、入り口から入ってすぐはビジターセンター(環境省の管轄)で、奥側が資料館(上士幌町の管轄)です。当然の事ながらそれぞれ役割が異なり、ビジターセンターではこの地域の自然について等、資料館ではこの地域の自然について等がそれぞれ展示されています。いや、説明を抜粋するとそうなるんですって! とは言え、展示内容は全く異なりますのでご安心を。それと後半から昆虫が登場しますので苦手な方はご注意下さい。
  • ビジターセンターと資料館が併設されています。
  • 大雪の自然について展示されています。

ぬかびら源泉郷ビジターセンター

 天井中央部分の採光窓と、壁一面の窓で非常に明るい館内になっています。

 バードウォッチングが出来ます。森林には巣箱が用意されていますので、タイミングが良ければ何らかの鳥が見られるかも知れません。中の人は普段の行いが芳しくないので見れませんでした。

 奥側には森林を模したコーナーに小動物や鳥類の剥製が展示されています。あと、床の一部に動物の足跡がスタンプされているので、上ばかり見ていると見逃します。

 シマフクロウは世界最大級のフクロウとの事で、木の洞(うろ)に巣を作るんですって。ただ体が大きいので洞もそれなりに大きくないと駄目で、でも人間が切り倒してしまって生息地が激減したとの事。人間は余計な事しかしないですよね・・・。そこで、環境省では専用の巣箱を作って設置しているそうで、この灰色の物体がそれです。

 壁一面に大雪山の自然に関するパネルが展示されています。

 大雪山付近のジオラマです。押すと光るギミックはありませんでした。残念。

 高山に自生するハイマツを中心として、そこらに生息する小動物類が剥製で展示されています。小さいのがあちこちに居て可愛い。

 安定の熊。そう言えば、熊は目印として木に爪痕を残すんですって。山に入って木に爪痕があればすぐに逃げた方が良いですよ。

ひがし大雪博物資料館

 ここから「ひがし大雪博物資料館」です。写真右側にはクイズやパズルに挑戦出来る体験学習コーナーがあります。

 すぐ近くに糠平(ぬかびら)湖と言う湖があるのですが、そこに生息する魚や水生昆虫が生体展示されています。
 糠平湖はこちらです。本施設より徒歩1時間です。

 ここから昆虫コーナーです。
昆虫が苦手な方はご注意下ちい


 ここは東大雪に生息する昆虫が展示されています。全体的に落ち着いた色合いの昆虫しか居ませんでした。気温が低いからですかね。
昆虫が苦手な方はご注意下ちい


 東大雪とは関係無い、世界の蝶と蛾が展示されています。
昆虫が苦手な方はご注意下ちい


 やっぱり海外は昆虫ですら派手ですね。押し付けがましいと言いますか。
昆虫が苦手な方はご注意下ちい


 こちらも世界の昆虫で、甲虫が展示されています。
昆虫が苦手な方はご注意下ちい


 中の人は虫が得意ではないので、ムズムズしながら撮影しています。因みに、全部で約5,000点の標本が展示されているらしいです。
昆虫が苦手な方はご注意下ちい


 地球の生物種の半数が昆虫と言われていますが、まだ未発見の種もある様なので新しい発見があるかも知れませんね。

 周辺から出土した化石が展示されていました。

 しかも植物の化石でした。何でも貝とか海生生物の化石とかは見付かってないんですって。ふり幅が酷い。

 本資料館の周辺で見られる野鳥の剥製です。

 剥製と、その骨格標本です。

 あー・・・(´・ω・`)ションボリ

 ヘビってこうなっているんですね・・・。初めて知りました。

「上士幌町・ひがし大雪自然館」のまとめ

  • 自然がいっぱい!
  • いつも殺伐としている中の人もまったり!

 資料が古かったのか、この「ひがし大雪博物資料館」が統合・引越しする前の「ひがし大雪博物館(廃墟)」に到着してしまい、ちょっと泣きそうになった次第です。皆さんもお気を付け下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

one × 2 =