施設情報
施設名:釧路市マリモ展示観察センター
場所:〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉1丁目5-20
URL:http://www.akankisen.com/exMarimo.html
休館日:無休(冬期は休館)
開館時間:8:00~16:00
料金:420円
必要見学時間:15分
場所:〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉1丁目5-20
URL:http://www.akankisen.com/exMarimo.html
休館日:無休(冬期は休館)
開館時間:8:00~16:00
料金:420円
必要見学時間:15分
施設概略
阿寒(あかん)湖の中にチュウルイ島と呼ばれる島がありまして、本施設はそこにある展示施設になります。
普通は遊覧船に乗って島に渡るのですけれども、その遊覧船の運賃は2,000円なんですが、その内訳が「運賃:1,580円」「入館料:420円」となっています。その為、泳いで行くのであれば入館料の420円で済みます。頑張って下さい。
又、見学時間は15分程度としておりますが、遊覧船は阿寒湖を周遊しつつ本施設へ立ち寄る為、実際には85分が必要となります(15分は遊覧船を運行する会社に決められた時間)。その為、泳いで渡るのであれば15分でも30分でも見学が可能です。
普通は遊覧船に乗って島に渡るのですけれども、その遊覧船の運賃は2,000円なんですが、その内訳が「運賃:1,580円」「入館料:420円」となっています。その為、泳いで行くのであれば入館料の420円で済みます。頑張って下さい。
又、見学時間は15分程度としておりますが、遊覧船は阿寒湖を周遊しつつ本施設へ立ち寄る為、実際には85分が必要となります(15分は遊覧船を運行する会社に決められた時間)。その為、泳いで渡るのであれば15分でも30分でも見学が可能です。
- 1フロアに特別天然記念物のマリモについて展示・説明されています。
- 基本的には遊覧船かモーターボートでしか行けない施設です。
洞爺(とうや)湖の中にある中島にかつて存在した壮瞥町洞爺湖森林博物館(現・壮瞥町中島「湖の森博物館」)も遊覧船でしか行けません。まぁ、泳いでも良いですけど。
観光船乗り場
中の人は泳いで渡る元気が無いので、普通に遊覧船(観光船)で渡る事にしました。
だって当日の気温が2℃だもん。無理。
遊覧船乗り場は2ヶ所ありまして、有料駐車場があるのが「まりもの里桟橋」で、無料駐車場があるのが「幸運の森桟橋」になります。
最初に「まりもの里桟橋」を出発して「幸運の森桟橋」に立ち寄り「小島」と「大島」を横切り「滝口」に行ってから「チュウルイ島」を目指し、マリモを観察して「幸運の森桟橋」と「まりもの里桟橋」に戻るルートです。
遊覧船乗り場は2ヶ所ありまして、有料駐車場があるのが「まりもの里桟橋」で、無料駐車場があるのが「幸運の森桟橋」になります。
最初に「まりもの里桟橋」を出発して「幸運の森桟橋」に立ち寄り「小島」と「大島」を横切り「滝口」に行ってから「チュウルイ島」を目指し、マリモを観察して「幸運の森桟橋」と「まりもの里桟橋」に戻るルートです。
そんな訳で「幸運の森桟橋」です。素敵な名前ですよね。尚、当日は生憎の小雨でしたし5月で2℃と気温も低かったし途中で雪も降ってましたが、テンションは高いのでご安心下さい。
時間が早かったのでまだ開店はしておりませんでしたが、乗り場には軽食が食べられる「パーラーまりも」があります。ソフトクリームも各種あり、マリモソフトが当店のオススメ品との事でした。味は抹茶なんじゃないですかね。
船内
遊覧船が到着しました。尚、この船名は「ましゅう丸」なんですって。阿寒湖なのに摩周湖の名前を付けちゃうんですね・・・。まぁ、阿寒摩周国立公園と一括りにされているのでどっちでも良いのでしょう。
白い船体にはアイヌ文様が施されており、船内にもアイヌに関するちょっとした展示がありました。
白い船体にはアイヌ文様が施されており、船内にもアイヌに関するちょっとした展示がありました。
船内はこんな感じです。尚、遊覧船は1Fと2Fとがあり、皆さんは2Fに座られておりましたので1Fは貸し切り状態で、且つ、ヒーターも効いていて暖かったので1Fをオススメします。
1Fの方が湖面に近いので迫力ありますしね。
※船内で延々と流れていた為に危うく洗脳されそうになりました。
チュウルイ島
阿寒湖内を周遊しつつ、お目当てのマリモ展示観察センターがあるチュウルイ島が見えてきました。
先にもちょろっと書きましたが、遊覧船の他にもモーターボートでも来る事が出来ます。
丸めたガチャピンみたいなのがお出迎え。
マリモ展示観察センター
遊歩道を抜けると観察センターが見えてきます。
建物は円形でして、そんなに広くありません。マリモしか展示していないので広くても持て余すのでしょうね。
建物は円形でして、そんなに広くありません。マリモしか展示していないので広くても持て余すのでしょうね。
マリモしかいない大水槽。マリモは水が綺麗な場所でしか育たないとの事なので、水槽も綺麗でした。
マリモの盛り合わせ。小さいマリモから徐々に大きくなり、最大で30cm程度まで巨大化するそうです。
ここまで大きく育つマリモは世界でも阿寒湖にしかないそうです。こんなに立派になって・・・。
能動的ではないので面白くも何ともないマリモ動画。
水槽の隣にはマリモの一生について説明されていました。
生まれた藻は線状に成長し、それらが波に揉まれて集まって丸くなり、立派なマリモになるそうです。
生まれた藻は線状に成長し、それらが波に揉まれて集まって丸くなり、立派なマリモになるそうです。
こんな感じで、破壊と再生が繰り返されるそうです。一定の大きさまで育つと中心部に光が届かず光合成が出来なくなり枯れてしまう為、そこから崩壊が始まるとの事。そりゃ3mのマリモとか邪魔で仕方がないですもんね。
こちらは人工的な水流にたゆたう受動的なマリモ動画。この様に水流でぶつかり合い巨大化するそうです。
こちらが普通の人は滅多に目にする事が無い、内部が空洞化して崩れたマリモの成れの果てです。マリモよマリモ涙のマリモ。
屋外展示他
それなりに暖かい季節には屋外展示があるそうですが、流石に5月とは言え2℃ならギリギリなのでまだ屋外展示はされていませんでした。
阿寒湖をバックにバエる記念撮影も出来ます。
ほら、バエる(バエない)。
「釧路市・マリモ展示観察センター」のまとめ
- マリモの歴史から生体について展示されている。
- 植物なので動きが無い為、長時間の観察は厳しい。
- 個人的には見学時間が15分だと足りない。
釧路市阿寒町郷土資料収蔵室でも書きましたが、何でもマリモを冠すれば良い訳じゃないと思うんです。
次回のお知らせ
次回はこちらをご案内致します。
第八十七回目は「釧路(くしろ)市マリモ展示観察センター」です。
マリモとは「毬藻」と書き、その字の通り藻が毬の様に丸く集まる植物で、阿寒湖のマリモは特別天然記念物に指定されています。植物なので火を通せば何とか食べられると思うのですが、天然記念物って確か食べたらダメですよね。そんなマリモについて展示・説明してあるセンターです。
尚、マリモに関しては近くの釧路市阿寒湖畔エコミュージアムセンターでも展示・説明されていますので、そちらも併せてどうぞ。