施設情報
施設名:羽幌町郷土資料館
場所:〒078-4122 北海道苫前郡羽幌町南町20番地の1
URL:https://local-history-museum-66.business.site/?utm_source=gmb&utm_medium=referral
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館)
開館時間:10:00~16:00
料金:大人210円
場所:〒078-4122 北海道苫前郡羽幌町南町20番地の1
URL:https://local-history-museum-66.business.site/?utm_source=gmb&utm_medium=referral
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館)
開館時間:10:00~16:00
料金:大人210円
施設概略
車は敷地内の建物側に向けて駐車すれば良いとの事でした。あと、希望したら職員さんが建物の概要を説明してくれるそうです。大事です。
- 1Fは開拓の歴史・生活の歴史が展示されています。
- 2Fは羽幌で出土した化石が展示されています。
元は簡易裁判所の建物なんですって。なので、展示品だけではなく建物の調度品も含めてお楽しみ下さい。尚、向かい側には小学校があり運動会の練習をしていました。若いって眩しいね!
1F・メイン展示室
玄関脇に大きい石が。職員さんにお尋ねしたところ、アンモナイト等の化石を大量に含んだ塊なんですって。
近くで見るとアンモナイトの化石が大漁でした。尚、表面だけで500個余りの化石が確認されており、その重量は約1tとの事です。町内からかなり山奥に入った場所で発見されたそうで、まぁよく運んだなぁと。
尚、こう言った岩石を「ノジュール」と呼ぶそうです。飛んで(
尚、こう言った岩石を「ノジュール」と呼ぶそうです。飛んで(
1F・生活の歴史
建物の右側奥は「生活の歴史」のコーナーです。羽幌は明治の中頃から本格的な開拓が始まった比較的に新しい土地で、大正時代に入ってから羽幌炭鉱が開山すると人口が増えて賑わったそうです。
写真左側の見切れているのは、チライベツ遺跡から発掘された擦文時代の土器や石器類です。
写真左側の見切れているのは、チライベツ遺跡から発掘された擦文時代の土器や石器類です。
開拓時代の小屋を再現したものとの事です。この小屋の正面には砂金掘りの道具が展示されているんですけど、羽幌で砂金が採れたんですね・・・。まだ間に合うかしら。
一番奥は、割と近代のご家庭の様子みたいです。
1F・炭鉱の歴史
羽幌の石炭は煙と灰が少なく良質だったんですって。40年余りで閉山となりましたが、今でも炭鉱跡地には当事のマンションや施設等がそのまま残されています(崩落の危険があるので立入り禁止です)。
目立って展示はされていませんが、写真パネルも大量にありました(閲覧可)。
目立って展示はされていませんが、写真パネルも大量にありました(閲覧可)。
炭鉱と言えば鉄道。残念ながら既に廃線となっており、その代わりに「萌えバス」で有名な沿岸バス(http://www.engan-bus.co.jp/)が頑張っています。萌えバス・・・。
こう言うのは形状をコピーしてPCケースとして売り出すべきなんです。大きさも手頃なので鉄分の多いお友達に好評なのではないかと思います。
1F・開拓の歴史
農業や漁業に関する展示です。明治から米作を始めており、現在では農業全体の80%以上を占める産出額を誇っているそうです。詳しくは上築有機米生産組合(http://www.tokusai-ororonkamichiku.com/)をご覧下さい。
こちらは漁業のコーナーです。羽幌に限らずですが日本海側沿岸部は御殿まで建つと言う位に鰊(にしん)が大漁に獲れる時期がありまして、それを総じて鰊御殿と呼びます。
又、鰊漁と合わせて捕鯨も盛んだったらしく、現在は甘エビが有名です。ご飯に大量の甘エビが乗った「甘エビ丼」とかも有名ですね。日本海側をドライブする際には甘エビ丼を是非ご賞味下さい。そんなに甘エビが大好物ではない限り、きっと途中で飽きますから(個人の感想です)。いや、その位に甘エビが乗っているんですって!
あと、所謂B級ご当地グルメとして「羽幌日本海えびタコ餃子カレー丼」とかあります。色々と渋滞している様な・・・。
又、鰊漁と合わせて捕鯨も盛んだったらしく、現在は甘エビが有名です。ご飯に大量の甘エビが乗った「甘エビ丼」とかも有名ですね。日本海側をドライブする際には甘エビ丼を是非ご賞味下さい。そんなに甘エビが大好物ではない限り、きっと途中で飽きますから(個人の感想です)。いや、その位に甘エビが乗っているんですって!
あと、所謂B級ご当地グルメとして「羽幌日本海えびタコ餃子カレー丼」とかあります。色々と渋滞している様な・・・。
官公庁・商工業・教育・宗教のコーナーです。年表がかなり古くから事細かに書かれています。
1F・本間家資料
羽幌に貢献した本間家の展示資料です。
佐渡の本間一族って有名ですよね。
余談ながら酒蔵としてはここが最北だったのですが、現在は増毛町の国稀酒造が最北になったとの事。更に余談ながら国稀酒造も本間家であり、羽幌の本間家とは無関係だったとの事。もっと余談ながら途中で羽幌の本間家と増毛の本間家が婚姻により親戚関係になったとの事。それと佐渡繋がりで、氷点とかで有名な小説家の三浦綾子さんの祖父だか曽祖父だかも佐渡出身だった筈です。
それにしても「理由あって」が気になりますね・・・。佐渡で何があったのか。
余談ながら酒蔵としてはここが最北だったのですが、現在は増毛町の国稀酒造が最北になったとの事。更に余談ながら国稀酒造も本間家であり、羽幌の本間家とは無関係だったとの事。もっと余談ながら途中で羽幌の本間家と増毛の本間家が婚姻により親戚関係になったとの事。それと佐渡繋がりで、氷点とかで有名な小説家の三浦綾子さんの祖父だか曽祖父だかも佐渡出身だった筈です。
それにしても「理由あって」が気になりますね・・・。佐渡で何があったのか。
2F・羽幌の化石
2Fは大量の化石コーナーです。
2Fには二部屋あるんですけど、それぞれみっちりと化石が展示されています。
「亀甲石」と言う名前の石で、化石ではありませんでした。いや、石が変化したから化石でも良いのか・・・。
ハボロハナカセキ
その名の通り、花の化石です。世界に数例しかない希少な裸子植物の化石らしく、展示品はレプリカで現品は学術研究で貸出し中との事でした。キノコみたい。
「羽幌町・郷土資料館」のまとめ
- 職員さんの淀みない説明に聞き惚れる。
- 展示品だけではなく、建物の調度品も味わえる。
- 他所では見られない「ハボロハナカセキ」がある。
第二回目は「羽幌(はぼろ)町郷土資料館」です。