【湧別町】町立郷土博物館「ふるさと館JRY」(No.016)

※このページは約5分で読めるかも知れません。

 色々と更新のペースが遅くなっている為、施設の情報とか施設の概要のみご案内している場合があります。詳しくはお知らせをご覧下さい。

 博物館とか資料館とか記念館とか巡りが大好きな中の人がお送りする、地元北海道内の博物館とか行ったメモ。
 第十六回目は「湧別(ゆうべつ)町町立郷土博物館・ふるさと館JRY」です。

施設情報

施設名:湧別町町立郷土博物館・ふるさと館JRY
場所:〒099-6325 北海道紋別郡湧別町北兵村1区588番地
URL:https://www.town.yubetsu.lg.jp/administration/culture/detail.html?content=177
休館日:毎週月曜日
開館時間:9:00~16:00
料金:400円

施設概略

 ハイデザインな外観なのに展示内容は主に屯田兵・・・。このギャップが凄い。

 本施設はチューリップ公園の隣に位置しています(湧別町は昭和の中頃からチューリップの栽培に取り組んでいるんですって)。又、この「ふるさと館JRY」の「JRY」は「ジェリー」と読み、決して「ジュリー(沢田研二)」ではありません。「JRY」の意味は道東の観光サイト(http://ja.visit-eastern-hokkaido.jp/things_to_do/2457/)に記載されていました

  • 本施設は特に屯田兵の展示が多いです。
  • 1Fは移築された屯田兵屋を中心に、生活や産業について展示されています。
  • 2Fは主に屯田兵について展示されています。

エントランスホール

 建物中心部は吹き抜けになっており、開放感が凄いです。コンクリートと木の組み合わせがモダンで素敵。又、写真の様に天気の良い日は陽の光が差し込み省エネです。

2F展示室

 ルートとしては2Fからスタートします。2Fには第一展示室と第二展示室があり、それぞれ屯田兵の資料が展示されています(残念ながら林家とんでん平の資料はありませんでした)。

 展示パネル・紙資料・物品が大量に展示されていますが、棚の上の方は身長が控えめの人には見難いかも知れません。脚立が欲しいところ。

 ここの博物館は小さいジオラマが点々とあり、横から眺めるタイプだったり真上から見下ろすタイプだったりと飽きさせません。

1F展示室

北海道遺産・屯田兵屋

 ここは1Fのメイン展示室になり、実際に100年以上前に使用されて北海道遺産にも認定された「屯田兵屋」がまるっと展示されています。

 内部はこんな感じです。

一般展示

 ここから湧別町の歴史・生活・産業等の展示です。

 左側が展示で右側が収蔵展示みたいな感じで面白い配置です。

 一般展示室は二つに分かれており、その中間地点には382名分の屯田兵の方々の肖像画が展示されています。椅子も用意されており休憩には良い地点なんですが、これだけの視線があるとちょっと落ち着かないかと。

機雷の暴発

 昭和17年に、湧別に漂着した機雷で大惨事になった件です。
 機雷が漂着したぜ! → 爆破処理しようぜ! → 戦意向上させるのに市民にも見せようぜ! → よっしゃ安全な場所まで移動しようぜ! → 移動中に爆発 → 112名が死亡
 こうやって戦意向上させなければならないとか、それに巻き込まれて亡くなる方々ですとか、やっぱり戦争は悲惨ですね。巻き込まれた方々のご冥福を謹んでお祈りします。

収蔵資料室

 最後は収蔵資料室です。ここは開拓に使われた鍬とか斧とか鉈とか鋸とかの道具類が綺麗に並べられています。対ゾンビ戦が始まったらここに逃げ込むと良いかも知れません。

メデシアシアター

 1Fメイン展示室の奥に卵型のメディアシアターがありまして、ミニコンサートにも使えるのでしょうね。

「湧別町・町立郷土博物館・ふるさと館JRY」のまとめ

  • 屯田兵ついて理解が深まる。
  • 屯田兵屋が必見。

 全部持ってる。尚、コントローラーのA・Bボタンが丸型なので後期型ですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

one × 2 =