【中標津町】郷土館(No.046)

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 色々と更新のペースが遅くなっている為、施設の情報とか施設の概要のみご案内している場合があります。詳しくはお知らせをご覧下さい。

 博物館とか資料館とか記念館とか巡りが大好きな中の人がお送りする、地元北海道内の博物館とか行ったメモ。
 第四十六回目は「中標津(なかしべつ)町郷土館」です。

施設情報

施設名:中標津町郷土館
場所:〒086-1164 北海道標津郡中標津町丸山2丁目15
URL:https://www.nakashibetsu.jp/kyoudokan_web/
URL:https://www.nakashibetsu.jp/shisetsu_koutsu/shisetsu/bunka/kyoudokan/
休館日:月曜日
開館時間:9:00~16:00(時期によって変更があります)
料金:無料
必要見学時間:30分

施設概略

 本郷土館は「丸山公園」内にありまして、緑に囲まれた静かな場所に位置しています。ただ、タイミングが良くなかったのか開館はされていたのですが誰も居なかったんですよね・・・。因みに、本郷土館より車で5分程度の場所にアネックス的な「中標津町郷土館緑ケ丘分館」がありますので、どうせなら纏めて観覧された方が良いでしょうね(こちらの開館日は土・日・祝日)。
  • 中標津の歴史から産業までが展示されています。
  • 屋外にはSLが展示されています。
  • 近くには建物自体が国の登録有形文化財になっている「緑ケ丘分館」があります。

展示室・右

 本郷土館は大きく左右に分かれていますが、内容によって分かれている訳でない・・・と、思います。
 それと原則として展示品への細かい説明はありません。又、学芸員の方は常駐していませんので、解説が無いと厳しいかなーと感じる場合には事前に申し込みが必要です。

 「集められるだけ集めて、展示出来るだけ展示しました!」みたいな感じです。行く行くは詳しい解説がされると信じて待ってます。

 35mmの映写機です。過去に中標津には映画館があったらしいので、そこの品物なんですかね。
 映写機で思い出したんですけど、山田洋二監督がここ中標津をロケで多用されているんですよ。「遙かなる山の呼び声」ですとか。出来ればそれらに関するコーナーが欲しかった・・・。

 流石にコレについては説明がされていましたが、昭和58年(1983年)に墜落したANAの子会社のYS-11の非常用ドアとの事でした。詳しくはウィキペディアの日本近距離航空機中標津空港事故(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%BF%91%E8%B7%9D%E9%9B%A2%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F%E4%B8%AD%E6%A8%99%E6%B4%A5%E7%A9%BA%E6%B8%AF%E4%BA%8B%E6%95%85)をご覧下さい。怪我人は出てしまいましたが、亡くなられた方は居なかったとの事ですので不幸中の幸いでしたね・・・。
 ところで、こう言うのって事故調査委員会的なところに提出しなくても良いんですかね? それとも調査が終わったら返却されるものなんですかね?

 泥棒向けの注意書きでしょうか。もしや罠が仕掛けられているのか・・・。

展示室・左

 こちら側はガラスケース内に収められており、比較的に貴重な品々が展示されている様に感じます。
 特に写真の左側にある土器なんですが、これは「蛙意匠の土器」と呼ばれているそうで土器の淵の部分に蛙の意匠が施されており、貴重な資料との事です。詳しくは文化遺産オンライン(https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/47351)にて説明があります。

 何でその貴重な土器のアップの写真が無いかと言いますと、天狗の仕業です。天狗は怖いね👺

 中標津の先史時代のコーナーです。縄文時代の頃の遺跡等が67ヶ所も確認されているそうです。
 又、隣の標津町でも遺跡が多々発掘されていますので、興味のある方はそちらを散策するのも良いでしょうね。因みに最寄では標津町歴史民俗資料館とか標津町標津サーモン科学館があります。

 ガラスケースに収める必要があるモノと無いモノが混在している様な気がしますが、何かしらの目的があるのではないかと思います。

 便器を染付けする必要があるのかどうか・・・。落ち着かないと思うんですよね。

 獲物の成れの果てと一緒に、単発式の村田銃が展示されていました。

 既に廃線になっていますが、釧路(くしろ)と網走(あばしり)を繋ぐ釧網(せんもう)本線と、根室(ねむろ)と滝川を繋ぐ根室本線の、それぞれの本線に途中から接続されていたのが標津線です。
 尚、標津線に関しては別海町鉄道記念館で詳しく展示されていますので是非どうぞ。本郷土館から車で30分位の距離なのですぐ近くですよ!

屋外展示(SL)

 本郷土館のすぐ隣に、C11型の蒸気機関車が展示されていました。最初は気付かなかったのですが、後で写真を見返してみたらライトが2つあるんですよね。SLって1つだけのイメージが強かったんですけど、場所によって異なるんですね。尚、本車両は標津線で活躍した車両との事でした。

「中標津町・郷土館」のまとめ

  • SLがある。
  • 展示品の詳細説明はほぼ無い。
  • 「緑ケ丘分館」は忘れずに行くべき。

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