【別海町】鉄道記念館(No.022)

※このページは約5分で読めるかも知れません。

 色々と更新のペースが遅くなっている為、施設の情報とか施設の概要のみご案内している場合があります。詳しくはお知らせをご覧下さい。

 博物館とか資料館とか記念館とか巡りが大好きな中の人がお送りする、地元北海道内の博物館とか行ったメモ。
 第二十二回目は「別海(べつかい)町鉄道記念館」です。

施設情報

施設名:別海町鉄道記念館
場所:〒088-2564 北海道野付郡別海町西春別駅前西町271
URL:https://betsukai.jp/shisetsu/kouen/tetsudoukinen_park/
休館日:毎週月曜日
開館時間:9:00~15:00
料金:無料

施設概略

 別海町鉄道記念公園の中にある、廃線となった標津(しべつ)線を偲び称える為の記念館です。記念館の隣には車両も展示されています。
 因みに、昔は「べっかい」と呼ばれていましたが現在では「べつかい」と呼ぶのが正しいらしいです。でもどっちでもイイんですって。それなら昔ながらの「べっかい」で!
  • 廃線になったJR標津線に関する展示です。
  • 施設の隣に車両が展示保存されています。

展示室

 館内見取り図です。こう見るとコンパクトに纏められていますけど、かなり充実した内容になってます。

 エントランスから眺める。木のぬくもりが優しい感じです。
 ただ、この記念館はスポット照明が多いのでガラスケースやパネルに反射して中身が見え難いんですよね・・・。

 標津線の成り立ちのパネルです。経緯から開通に至るまでが書かれています。今日では珍しくありませんが、戦争時には女性の機関士も居たそうです。萌え~。

 暖房用のストーブです。これがあるだけで四人分のスペースが必要なんですって。真っ赤になるまで熱くなるんですからそりゃそうか。

 車両の先頭に取り付けられるプレート(ヘッドマーク)です。これは廃止が決まった後のさよなら列車に使用されたそうです。

 こちらのパネルでは、開通後から廃線に至るまでが書かれています。
 左側は開拓と災害のパネルですが、そのパネルの右下の写真は昭和41年に発生した大雪時の写真で、車両の半分が雪で埋まっています。場所によっては電柱が埋まる程だったとか。

 こんな感じです。CGかな?

 押すと駅が光る路線図です。とりあえず皆さんの代わりに余す事無く押しておきますね。

 ここは思い出の品々のコーナーです。標津線開通式の関係書類(左)、職員名簿、記念メダル、時刻表等々の思い出の品々(中央)、様々な記念切符(右)が展示されています。本当、照明が邪魔で仕方がありません。近くで見ると熱いですし・・・。

 保線に使用される道具類です。軌条応急処置器ですとか、あんまり見ない展示品が多かったです。

 これが軌条応急処置器との事。使い方は不明です。

 こちらは駅で使用される器具類が展示されています。

 駅員さんの制服です。白い制服はラーメンを食べる時にまずいですね。カレー南蛮そばとか。

 視察型軌道モーターカーですって。定員は六名で資材とかを運ぶ際に使用するそうです。小さいドクターイエローかしら。

 内部はこんな感じのボックス席になっています。

 軌道自転車(奥)と軌道自動自転車(手前)です。自動自転車には2サイクルのエンジンが搭載されています。廃線になって線路が残されている区間で、これを貸し出しして観光用とかに出来ないんですかね。

展示車両

 外にはD51(D51-27)の蒸気機関車が展示されています。この車両は戦後に製造されてサハリンへ輸出されたものらしいです。

 横から。防寒の為に運転室は密閉式なんですって。サハリン寒いしね・・・。なので、国内の「D5127」と性能とか装備は殆ど同じらしいのですがサハリン仕様と区分する為に「D51-27」とハイフンが入れられているとの事。

 ちょっと離れた場所にも客車が展示されていました。
 ところで、看板に「乗るな」と書かれているD51に乗っかって写真を撮影していた頭のおかしい外人観光客が居ましたが、日本人が海外へ観光に行く際には必ず注意事項を良く読み理解した上で迷惑を掛けない様にして頂きたいですね。

「別海町・鉄道記念館」のまとめ

  • 鉄道しかない。
  • 外の展示車両が綺麗。

 え、何これ。何処で売られてるの?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

twelve − one =