施設情報
施設名:根室市北方領土資料館
場所:〒087-0165 北海道根室市納沙布33
URL:https://www.city.nemuro.hokkaido.jp/lifeinfo/kakuka/hoppouryoudotaisakubu/hoppouryoudotaisakuka/2/8380.html
休館日:水曜日
開館時間:9:00~17:00
料金:無料
場所:〒087-0165 北海道根室市納沙布33
URL:https://www.city.nemuro.hokkaido.jp/lifeinfo/kakuka/hoppouryoudotaisakubu/hoppouryoudotaisakuka/2/8380.html
休館日:水曜日
開館時間:9:00~17:00
料金:無料
施設概略
「望郷の岬公園」に併設されています。公園には有名な「四島のかけ橋」があり、そのかけ橋の中央部には「祈りの火」が灯されています。
- 1Fは自然についての展示や文献のコーナーです。
- 2Fは北方領土の概要やシアタールームがあります。
1F・展示ホール
根室の近くの羅臼(らうす)近海で捕獲された、体長4M・体重1トンにもなる道内最大クラスのトドの、愛称が「トット君」がお出迎えします。ドアぎわのトット君・・・。
北方領土を含めた根室地域で見掛けられる動物です。アザラシ可愛い。
これは色丹(しこたん)島にある色丹神社のレプリカで、実際にはこの4倍の大きさらしいです。又、一般的な鳥居とは形状が異なっていますが、これはシロナガスクジラと思われる顎骨と肩甲骨を組み合わせた為で、捕鯨を行い神様に近い場所でそれを大事にする国民性の表れなんでしょうかね。
因みに、北方領土には65の神社があったそうで、北海道に一番近い国後(くなしり)島には28の神社があったそうです。神職が一人しか居なかったそうなのに対して神社が多くね? 祭の時期なんてもろ被りするでしょうからハードスケジュールで大変そう・・・。
因みに、北方領土には65の神社があったそうで、北海道に一番近い国後(くなしり)島には28の神社があったそうです。神職が一人しか居なかったそうなのに対して神社が多くね? 祭の時期なんてもろ被りするでしょうからハードスケジュールで大変そう・・・。
近海で獲れる魚群です。全部が美味しそうで困りますよね・・・。特にタラバガニ・・・。
文献や資料のコーナーです。
2F・展示ホール
ここから2Fです。1Fは北方四島の概略でしたが、2Fでは実際に生活されていた方々の様子等が展示されています。
メインパネルの裏側には1945年にソ連軍が歯舞(はぼまい)群島の一つ多楽(たらく)島に上陸した際に、そこで生活されていた福澤一家の方々が根室に脱出された際に運び出した品々です。
引越しとは違って時間的な余裕も無いでしょうから、思い出の数々の大半は置き去りにせざるを得なかったのでしょうね・・・。
引越しとは違って時間的な余裕も無いでしょうから、思い出の数々の大半は置き去りにせざるを得なかったのでしょうね・・・。
このパネルには元居住者の方々から提供された当時の様子の写真を展示しています。
パネルの向かい側には、日用品や文献等が展示されています。
終戦時には生徒名簿等の書類はソ連軍の略奪を恐れた旧日本軍の命令で焼却処分されていましたが、これは択捉(えとろふ)島・紗那(しゃな)国民学校の校長が卒業生名簿を経文の余白に書き留めて卒業台帳の代わりにして記録に残したとの事です。
時間も少ない中でどんな気持ちで書き写されたのか、ご本人は家族にも黙して語らず90歳でお亡くなりになられたそうです。
時間も少ない中でどんな気持ちで書き写されたのか、ご本人は家族にも黙して語らず90歳でお亡くなりになられたそうです。
北方領土の基本情報のコーナーです。
根室と北方領土を繋いだ電信ケーブルです。1899年から敷設されて、戦後に日本・ソ連双方共で切断されたそうです。
ここでは歯舞群島・色丹島・国後(くなしり)島・択捉島のそれぞれを詳しく解説しています。
択捉島は鳥取県に近い面積で、北方領土全体では福岡県よりも広いとの事。どうしよう、あんまりピンと来ないんですけど。
択捉島は鳥取県に近い面積で、北方領土全体では福岡県よりも広いとの事。どうしよう、あんまりピンと来ないんですけど。
映画(生命の冠)は1936年に公開されたもので、実際に国後島で撮影されたらしいです。なのでその当時の貴重な様子が映し出されているとの事です。因みにアニメ(ジョバンニの島)は2014年公開との事です。
50人収容可能なシアタールーム完備。
「根室市・北方領土資料館」のまとめ
- 早く返せ。
別に・・・。
第二十八回目は「根室(ねむろ)市北方領土資料館」です。
今日は2月7日。2月7日は「北方領土の日」。2月7日は「北方領土の日」。
そんな訳で、この「資料のはらわた」では、今回と次回に続いて北方領土関連の資料館をお送りします。そして北方領土問題に関しては以下のページをご覧下さい。