1F・メイン展示コーナー
近くで見る機会が少ない海グッズで、奥には捕鯨コーナーがあります。手前の漁船は地元の方が製作したサンマ漁船の模型で、近くで見ると非常に細かく再現されています。
実際に厚岸漁業無線局で使用されていた機材です。
捕鯨コーナー
捕鯨コーナーです。水産業が不振だった昭和初期に捕鯨が始められ、1970年まで続けられたそうです。
我侭な国があったものですね。今も我侭を押し通して世界に混乱を招いていますけど・・・。
捕鯨の要のキャッチャーボートです。船首に捕鯨砲を備えて、鯨に目掛けて銛を打ち込みます。
その実物の捕鯨砲です。近くで見ると大きいんですけど、対鯨で考えたら割かし小ぶりなんですね。
鯨の骨とかで作られた工芸品です。右上の黒いのは茶托(湯呑みを置く受け皿)です。
1F・近海の魚介
厚岸で獲れる魚介のコーナーです。約170種類もの魚介が獲れるんですって。知らなかったんですけどキュウリウオも獲れるとの事。
近隣で獲れる魚介一覧。厚岸湾の外側にある島が冒頭の大黒島です。
厄介者なら当方に送って頂けますと幸いです。
昆布漁のコーナーです。道東は昆布漁が盛んで、全道一の生産高を誇っています。この厚岸も同様で、1791年からとかなり古くから昆布漁が行われています。
カキ漁のコーナーです。厚岸と言えばカキですもんね。
稚貝から食卓に上がるまで。
手のひらよりも大きいです。尚、厚岸の道の駅ではオイスターカフェがあります。中の人はカキが苦手なので食べませんけど。
厚岸ではウニも獲れるらしく、この潜水具を用いてウニ漁を行っているそうです。1回で4時間まで潜水可能で、水深50Mまでとの事。これならどんなウイルスも大丈夫そうですね。他にもアサリとか銀杏草とかも獲れるとの事です。
フリースペース
館内の一角にあるフリースペースです。ここでは厚岸の貝塚から出土した遺物の一部が展示されています。
2F・プラネタリウム他
2Fです。プラネタリウムと友好都市である山形県村山市のコーナーがあります。
来館当時の番組です。同時上映の月面着陸が気になります。
友好都市・山形県村山市
探検家である最上徳内氏の出身地の山形県村山市と、厚岸は友好都市との事でそのコーナーです。最上徳内氏は厚岸を拠点として北海道の見分を行ったとされており、それが縁で友好都市になったそうです。
何でクマなんですかね。
「厚岸町・海事記念館」のまとめ
- 厚岸の海について学べる。
- 展示模型の精巧さが過ぎる。
- 以外と展示点数が多い。
厚岸はカキの他にも様々な貝類が獲れ、それらをシリーズ化したものです。やっぱりホタテだけ違和感があるんですよね・・・。違和感・・・! 圧倒的違和感・・・!(海事なだけに)
長いので分割しています
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これは厚岸の漁業の歩みのパネルで、普通の漁業から始まり加工・養殖の歴史が紹介されています。