【枝幸町】オホーツクミュージアムえさし(No.041)

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 色々と更新のペースが遅くなっている為、施設の情報とか施設の概要のみご案内している場合があります。詳しくはお知らせをご覧下さい。

 博物館とか資料館とか記念館とか巡りが大好きな中の人がお送りする、地元北海道内の博物館とか行ったメモ。
 第四十一回目は「枝幸(えさし)町オホーツクミュージアムえさし」です。

施設情報

施設名:枝幸町オホーツクミュージアムえさし
場所:〒098-5823 北海道枝幸郡枝幸町三笠町1614−1
URL:https://www.esashi.jp/tourism/page.html?id=87
休館日:月曜日・最終週の火曜日
開館時間:9:00~17:00
料金:無料
必要見学時間:60分

施設概略

 リゾートホテルみたいな建物ですが、何かの施設の転用なんですかね。しかもこの規模で無料とか・・・。
  • 1Fは枝幸の自然、埋蔵文化財が展示されています。
  • 2Fは枝幸の歴史について展示されています。
  • BFは秘密基地でした(収蔵庫)。

1F・自然系展示室

 エントランスを通って最初の展示室は、自然系に関する内容です。

シャチの骨格標本

 近くの稚内市の海岸に漂着した、7mを超えるサイズの国内最大級のシャチの骨格標本がお出迎え。

 現物を見ると迫力があります。こんなサイズのが普通に泳いでいるんですよね・・・。

 要は、骨だけにするのには土中に埋めてバクテリア等に肉類を分解して貰うのが一般的らしいんですけど(除肉と呼ぶそうです)、その方法ですと埋めた場所を忘れる位に年単位の時間が掛かって困る、と言う事です(埋めた場所を忘れるとは書いていない)。除肉する大きさとかによって時間も異なるでしょうし、何より埋める場所の確保とか腐臭とかも問題なんですって。事案が発生しますもんね。

 しかし、枝幸町では独自の製法によって短期間で驚きの白さに!(骨ですし)
 何でも枝幸町とホクレンの研究所が独自に開発した「エゾシカなど有害鳥獣の枝幸式発酵減量法」と呼ばれる技術で、骨の劣化等の影響も無く約2週間程度で展示されているシャチは除肉されたとの事です。枝幸式発酵減量法・・・新しいダイエットかしら?
 パネルでは何かすげー自慢してましたけど、これは自慢しても誰にも怒られないレベルです。ところで、除肉するのに使用した土壌って栄養豊富でしょうから何か植えたら育ちも早いのでは・・・?

 亀もこの通り。それにしても世紀末感が凄い。ヒャッハー!
 ※参考動画

太古の生き物たち

 安定のデスモスチルス。詳しくは足寄町足寄動物化石博物館にてどうぞ。

海・川・森の生き物たち

 ここら辺から剥製とか標本の嵐です。
 因みに、アザラシとトドの違いは以下の通りらしいです。
  • トドは前足が大きいがアザラシは小さい。
  • トドは耳たぶがあるがアザラシには無い。
  • トドは四本足で立てるがアザラシは立てない。

 「トドはおっさんくさいがアザラシは可愛い」じゃダメなんですかね。

 カニは美味しいですよね。余談ながら、ここ枝幸はカニの水揚げ量が凄い筈です。

 カニのスタンドなんですって(適当)。

 魚類です。美味しそうなお魚がいっぱい!

 リュウグウノツカイって美味しいんですかね。あと、奥の方にはオオカミウオも展示されていましたけど、オオカミウオって美味しいんですかね。

 まぁ・・・弱肉強食だしね・・・。

 ( ‘ω’ )ファッ!?

 こちらは鳥類のコーナーです。羽以外は骨。頭では理解は出来ているんですけど、骨に羽のみは違和感が凄い。

 タヌキとキツネです。モフモフ可愛いですよね。

透明標本

 これらは様々な薬品で色素を抜いた上で、仕上げに骨を着色した標本との事でした。大きいのは難しいらしく、比較的この様に小さい生物の場合には対応可能らしいです。

 3Dで観察が出来るのが、この透明標本の利点らしいです。

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