【江別市】野幌森林公園自然ふれあい交流館(No.055)

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 色々と更新のペースが遅くなっている為、施設の情報とか施設の概要のみご案内している場合があります。詳しくはお知らせをご覧下さい。

 博物館とか資料館とか記念館とか巡りが大好きな中の人がお送りする、地元北海道内の博物館とか行ったメモ。
 第五十五回目は「江別(えべつ)市野幌(のっぽろ)森林公園自然ふれあい交流館」です。

施設情報

施設名:江別市野幌森林公園自然ふれあい交流館
場所:〒069-0832 北海道江別市西野幌685−1
URL:http://www.kaitaku.or.jp/nfpvc.htm
休館日:月曜日
開館時間:9:00~17:00
料金:無料
必要見学時間:30分

施設概略

 札幌市・江別市・北広島市の3つの市に跨る広大な道立の自然公園がありまして、これを「野幌森林公園」と呼びます。本施設はその野幌森林公園に囲まれた場所に位置し、四季を通じて様々な動植物の観察が出来ます。
  • 野幌の自然に関しての展示があります。
  • 公園内には複数の散策路があり、冬になると歩くスキーも出来ます。

 駐車場から施設までは歩かなければなりません。

 遠いなぁ・・・。セグウェイとか貸し出ししてくれないかしら・・・。

 入り口から望む。この森林公園は北海道の開基100年を記念して、道立公園に指定されたそうです。すぐ近くに「北海道百年記念塔」と呼ばれる巨大モニュメントがありますが、現在は老朽化によって立入り禁止となっており今後は解体される予定です。黒歴史ですね。

ホール(展示室)

 天井も高くて窓も大きく、写真の様に天気の良い日にはすげー明るい内部です。因みに、基本的に自然との触れ合いの為の施設ですので、資料館とは異なり展示はそんなにありません。

野幌の四季

 豊かですね。流石は北海道の70%が森林なだけはあります。
 余談ながら森林公園の80%は国有林でして、昭和52年(1977年)に昭和天皇の在位50年を記念して全国で3ヶ所しかない「昭和の森」の1つに指定されたそうです。又、カツラとクリの巨木が公園内の何処かにあるそうですが、恐らく死ぬまで目にする事は無いでしょうね・・・。歩くの嫌なんで。

 森林公園は鳥獣保護区になっていますので、昆虫を初め様々な動物が生息しています。エゾリスですとか。あと、天然記念物のクマゲラも生息しているそうです。

自然観察のマナー

 盗掘とか山菜盗りとか、余計な事をする人類が悪いと思うんです。そもそも森林って国だったり他人の持ち物ですからね? そこに許可無く入って山菜を盗ったりするのは窃盗ですからね? そして遭難して迷惑掛けるとか以ての外ですからね?

 様々な外来種が増えていますからね・・・。特にアライグマは本当に問題になっているそうですが、全ては途中で捨てる飼い主が悪いんですよ。そもそもカブトムシだって外来種ですし、アメリカザリガニなんて名前からして密入国種ですよ。
 いっその事、北海道外の生物を持ち込む際には全て登録制にして法的に処罰するとか、そう言った極端な規制でもしない限り荒らされますよね。

 確かに蜂も危険なんですが、熊はもっと危険です。不要不急な内容であれば森に入らない方が賢明です。

林床

 「林床(りんしょう)」とは森の地表部分を指すそうです。そのままの意味なのか・・・。
 図は、風が吹けば桶屋が儲かると言う意味です。全ては1つに繋がっているのですね。なので、どれか1つでも欠けると環境が崩れてしまうのです。人間界も自然界の1つですので、改めて色々と考えさせられます。
 ※参考動画

 「マルハナバチ」とはミツバチの一種なんですって。可愛い名前ですよね。因みに、このマルハナバチって北海道に12種が生息しているそうです。詳しくは環境省が発行した北海道マルハナバチ図鑑【高山編】(※pdfファイルです)(http://hokkaido.env.go.jp/wildlife/mat/bumblebee_03hokkaido.pdf)をご覧下さい。ここでは主に高山に生息するマルハナバチを特集していますが、三色タイプが舌足らずみたいで可愛い。

 あと、普通は蜂の巣を作ってそこを家にするんですけど、このマルハナバチは地下に残された野ネズミの古巣を自分達の巣にするんですって。効率が良いのか、単にモノグサなのか。

エゾサンショウウオ

 14歳・・・。17歳まであと3年。寿命は飼育されている環境では30年位なんですって。この時点で14歳なのでそろそろ人生の折り返し地点ですね。
 ※参考動画

 奥には自然に関する蔵書が大量にありました。図鑑とか面白いですよね。あと、パソコンも置いてありますので自由に調べる事ができます(※アダルトサイトへのアクセスは禁止です)。

「江別市・野幌森林公園自然ふれあい交流館」のまとめ

  • 野幌の自然環境について解る。
  • 公園内には17の散策コースが用意されている。

 建物の形がエジプトの「ホルスの目」に見えて仕方がありません。疲れているのかな・・・。

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