【白糠町】アイヌ文化活動施設「ウレシパチセ」(No.009)

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 色々と更新のペースが遅くなっている為、施設の情報とか施設の概要のみご案内している場合があります。詳しくはお知らせをご覧下さい。

 博物館とか資料館とか記念館とか巡りが大好きな中の人がお送りする、地元北海道内の博物館とか行ったメモ。
 第九回目は「白糠(しらぬか)町アイヌ文化活動施設・ウレシパチセ」です。

施設情報

施設名:白糠町アイヌ文化活動施設「ウレシパチセ」
場所:〒088-0333 白糠町東3条北1丁目2番地27
URL:https://www.town.shiranuka.lg.jp/section/hoken/h8v21a0000004vic.html
休館日:毎週月曜日
開館時間:10:00~18:00
料金:無料

施設概略

 中央の巨大なシマフクロウ(コタンコロカムイ)が魚を捕まえているレリーフが印象的でした。何でも伝説を元にしたんですって。それと、入り口左側に「カント・コリキン・チプ(=天に昇る丸木舟)」があります。
  • この施設はアイヌの文化の体験や交流を行っています。刺繍・演奏・舞踊・料理等々、一年を通じて様々なイベントが催されているらしいです。
  • 基本的にこの施設は「文化活動施設」になりますので、資料館的な意味では殆ど展示品はありません。基本的にアイヌ文化を伝え、紡ぐ為の施設になります(ウレシパチセ=「互いに育む家」の意)。

伝承室

 施設に入って左側にはホール(伝承室)が。儀式を執り行う炉もあります。ここでミニコンサートが結構な頻度で行われているらしく、そのジャンルも様々です。又、民族衣装を試着してインスタグラムにアップする事も可能。親切・・・!

研修室

 中央は研修室となっており、体験学習等を行うそうです。隣の伝承室との仕切りにはアイヌ伝統文様を刺繍した作品が展示されてました。アイヌの伝統文様はシンメトリーでお洒落で好きです。

多目的ロビー(展示コーナー)

 ロビーの一角にある展示コーナーです。

 アイヌに縁のある方々から提供されたコレクションを展示しています。

 グッズも販売されていました。個人的には小さい「シントコ(展示コーナー全景写真中央の筒状の入れ物)」を販売すると売れる様な。

 木彫りのコーナーです。アイヌの木彫りって、デフォルメしつつも特徴を捉えているのが凄いなぁと思います。センスが良いんですかね。

 やっぱりお洒落。

 地元北海道の他にも台湾の先住民族との国際交流もしているとの事。世界には先住民族や少数民族が多々おりますし、抱えている問題も似通っているでしょうから交流は良い事ですね。

白糠町のPR

 今回は資料館とかではなくて内容が薄いので、白糠町のPRを勝手にしたいと思います。

はらわたから重要なお知らせ

 さて、ここで重要なお知らせです。
 突然ですが「白糠町公民館郷土資料室」は現在では存在しておりません。
 公民館に図書館が併設されているのですが、データ上ではこの公民館に郷土資料室が併設されている事になっています。しかし、現在では未定のリニューアル中との事で、資料室は存在していません。
 図書館の館員さんにお話を伺ったところ「資料室は無いのに問い合わせが増えている」との事で、困惑されていました。ごめーんね。「宝くじが当たったら立てます!」との事ですので、その日が来るのを気長に待ちましょう。
 で、その親切な館員さんから今回の「白糠町アイヌ文化活動施設・ウレシパチセ」をご紹介頂きました。お仕事の邪魔しちゃってごめーんね。尚、この施設は公民館から徒歩10分程度にあり、元々は違う場所にあったのを2018年に移転新築したそうです。
 なので、今回は「白糠町公民館郷土資料室」ではなく「白糠町アイヌ文化活動施設・ウレシパチセ」になったのです。
 
 「白糠町公民館郷土資料室」は現在では存在していないよ!無駄に問い合わせて困惑させたらダメ、ゼッタイ!
 
(※「ブログに資料室が存在しない事を書いておきますわ」と約束したので)

「白糠町・アイヌ文化活動施設」のまとめ

  • 本施設は資料館ではない。
  • 「白糠町公民館郷土資料室」は存在していない。

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