【石狩市】いしかり砂丘の風資料館+α(No.042)

※このページは約16分で読めるかも知れません。

 色々と更新のペースが遅くなっている為、施設の情報とか施設の概要のみご案内している場合があります。詳しくはお知らせをご覧下さい。

 博物館とか資料館とか記念館とか巡りが大好きな中の人がお送りする、地元北海道内の博物館とか行ったメモ。
 第四十二回目は「石狩(いしかり)市いしかり砂丘の風資料館+α」です。

施設情報

施設名:石狩市いしかり砂丘の風資料館
場所:〒061-3372 北海道石狩市弁天町30−4
URL:http://www.city.ishikari.hokkaido.jp/museum/
休館日:火曜日
開館時間:9:30~17:00
料金:300円
必要見学時間:60分(旧・長野商店も含む)

施設概略

 「砂丘の風」と命名されていますが、それは目の前が砂丘だからです。そのままで申し訳無い。因みに、石狩砂丘は石狩湾に沿って石狩川から銭函(ぜにばこ)まで続いているんですって。余談ながら味噌仕立ての鮭を具材とする「石狩鍋」は、ここ石狩が発祥らしいです。そりゃそう言う名前なんだからそうだろうな、としか。
 又、資料館で入館料を納めれば、隣に並んでいる「石狩市指定文化財・旧長野商店」も観覧が出来ます。こちらについては後半で。後半へ続く(キートン山田)。

  • 1Fは石狩川の河口付近の自然・歴史が展示されています。
  • 2Fは石狩で発掘された「石狩紅葉山49号遺跡」について展示されています。
  • 駐車場は建物より向かって左側の公共駐車場になります(無料)。

1F・展示室

 建物の一部が二階建てになっており、残りは吹き抜けになっていて開放感溢れる感じです。
 1Fでは石狩川付近の河口・川・海についての展示で、奥には市民交流広場が設けられており、来館した時は期間限定の展示がありました。資料館に届出をすれば市民の方々は自分の研究やらコレクションやらを展示出来るらしいです。中の人なら・・・ファミコンかな!

はいってちょうざめ!

 入ってすぐはチョウザメがお出迎え。これは全長1.9mの「ダウリアチョウザメ」と呼ばれ、石狩川河口付近で捕獲されたんですって。尚、石狩最古の神社である石狩弁天社では、石狩川の主としてチョウザメが大明神として祭神になっているとの事です。
 チョウザメについては標津町標津サーモン科学館でどうぞ。被れますよ!

海流と漂着物

 日本海は南から北上してオホーツク海へと向かう対馬海流があり、これによって美味しいお魚が食べられる訳ですが、その海流に乗って頼んでもいないゴミまで漂着します。
 別に石狩に限った訳ではありませんけども、これらのゴミが動植物に影響を与えるのは当然の事で、春にはニシンが北上して産卵をする際に昆布等に卵を産み付けるらしいのですが、間違えてゴミに卵を産み付ける事案も発生する訳です。

 これらの展示は一部ですが、ゴミが多いですね・・・。

 こうやって切り口を変える事によって「ゴミ拾い」を自発的に行わせるのは凄く良い発想だなと思う次第です。又、本資料館では定期的に様々な行事や講座を開催しており、その中でも定期的に「石狩ビーチコーマーズ」と題して漂着物の採取を行っているらしいです。
 目的とは違うかも知れませんが、結果としてゴミ拾いに繋がっているのは事実です。

石狩製罐(仮)

 ここ石狩では、日本で最初に本格的な製罐(せいかん=缶を作る)用機械が開拓使によって導入されそうで、鮭缶の他に牡蠣缶や鹿肉缶もあったとの事です。それを150円で体験出来るコーナーがありました。大きさは直径7.5cm・高さ11.5cmと記載されていますので、かなり大きいモノが入りますね。スマフォとか。

川のコーナー

 石狩川に関するコーナーです。石狩川の概略から歴史等、ぎゅっと凝縮されています。知らなかったんですけど、石狩川河口でヤツメウナギがヤバい位に獲れたんですって。
 江別市郷土資料館でも少し触れましたが、石狩川の上流である江別でもヤツメウナギがピーク時で180tもの水揚げを誇って以降、平成14年(2002年)では3t以下まで落ち込み、これ以降になると江別のヤツメウナギ祭りが中止になったそうです。石狩振興局・産業振興部・水産課・ヤツメウナギのお話(http://www.ishikari.pref.hokkaido.lg.jp/ss/sis/yatume.htm)に詳しくレポートされています。因みに、レポートの9ページ目にある「加工品のいろいろ」に掲載されているドリンクが、一部の道民には馴染みのある「八ツ目うなぎドリンク(パワーロイヤル)」です。

 各コーナーのテーブルの下側には展示資料の補強用の「石狩ファイル」が用意されており、展示では書き切れなかった情報が詳細に記載されていますので、本気を出したら本資料館では2時間は必要となります。

 それと、お子さん用として各所にクイズが出題されています。展示をきちんと読めば解りますので、大きいお友達も楽しめるのではないでしょうか。

しりょうかんたんけんクイズ・答え
答え:①
解説:北海道で1番に長く、全国では3番目に長い一級河川です。又、川の面積の場合には全国で2番目に広いそうです。

あと、北海道の熊はこんなに可愛くねぇから!

海のコーナー

 ここから海のコーナーです。ただ正直、川も海も繋がっているので中の人は上手に説明が出来ないんですよね・・・。予めご了承下ちい。

 太古の石狩湾だった場所からクジラの化石が出土したそうで、その展示です。ただ、1,000~6,000年前と比較的に新しいらしいので石化はしていないそうです。1,000年前で新しいとか、歴史は悠久ですね。

 骨繋がりで、ご家庭でも簡単に出来る骨格標本のコーナーです。
 本資料館では様々な催し物が開催されており、その中の一つに「骨格標本を作るシリーズ」があるそうです。過去には「サケの切り身で骨格標本を作る」ですとか「フライドチキンで骨格標本を作る」ですとか、ちょっと面白そうな内容でした。説明には「持ち物:フライドチキン1ピース(当日食べられる状態で)」と書いてありましたので、先ずは美味しく頂くところから始まるそうです。先生! フライドチキンはケンタッキー以外のでも良いんですか!

 「ナマモノ」と言いますか死体では・・・。これはキツい。
 ※参考動画

 WANTEDが過ぎる。
 ※参考動画

石狩油田

 石狩って油田があったんですね・・・生まれる前の事とは言え全く知らんかった・・・。知らない事が多過ぎでも立派に生きています。頑張ります。とは言え、こう言った博物館とか資料館を訪ねる事によって、これまで知らなかった事を新たに知ったり見直したりする事が出来るのです。大きいお友達も博物館とか資料館とか行こうぜ!
 あと、この模型は動くんですって。やったね!
 場所はここら辺です。近くの厚田(あつた)にも油田跡が・・・。知らんかった・・・。
 安政5年(1858年)頃に海岸線から原油が湧出しているのを発見→山中で試掘→採算が取れないので断念→明治44年(1911年)頃から本格稼動→昭和35年(1960年)に採算性が悪化して廃止。
 ここで注意して頂きたいのは、飽くまでも埋蔵量が少なく採算性が悪いから廃止になったのであって、実は今でも少しずつ湧出している事実・・・! 因みに、周囲は火気厳禁です。

 (´・ω・`)

特別展示

 前述の様に本資料館の一角には「市民交流広場」と言うスペースがありまして、来館した際には特別展示が開催されていました。

 この「石狩海浜ホテル」は昭和7年(1932年)に計画が発表され昭和12年(1937年)に竣工したらしいのですが、資金不足で内装は未完成の状態で北海道庁に売却された後、旧日本海軍が借りて軍の施設として利用していたそうです。

 空襲についてはこんな感じです。

 きちんと写真が残されていたんですね・・・。他にも、間取り図とかも残されていた様です。

 当時としてはモダンなデザインですね。ただ、計画よりも半分程度の規模に縮小されてしまったそうです。

 本施設のすぐ近くに石狩浜海浜植物保護センター(http://www.city.ishikari.hokkaido.jp/site/kaihinsyokubutu/)と言う、石狩浜付近の自然環境について調査・研究・保護を行う施設があるのですが、その敷地内で発見された浴槽に使われた建材の一部も展示されていました。

 尚、浴槽跡は現在でも石狩浜海浜植物保護センターの敷地内で見学が可能との事ですが、職員の方に「食べログを見た」と言っても通用しませんのでご注意下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

14 − nine =